今更な感じもありますが、自分が確認する用のメモとして書いておきます。
コンテンツ
rbenvの設定
ダウンロード
まずはgit cloneでソースを落としてきます。
また下の通り、ユーザーのホームディレクトリに置いていることを確認しておきます。
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
高速化
次のコマンドを実行しておくと、rbenvの実行速度が上がります。
失敗してもコマンド自体は使えるので問題ないとのこと。
cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src
パスの設定
それでは実行パスを通しましょう。
Ubuntu Desktopの場合は~/.bashrcになります。
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
初期化自動化
次のコマンドを打って初期化のコマンドを確認します。
~/.rbenv/bin/rbenv init
下記の説明の通り、自動的に読み込ませるためにeval “$(rbenv init -)”を.bash_profileに書き込みます。
# Load rbenv automatically by appending # the following to ~/.bash_profile:
eval "$(rbenv init -)"
設定の反映と確認
ここまで設定できたら反映するためにログインし直します。
コマンドが認識しているか確認します。
rbenv --version
rbenv 1.1.0-2-g4f8925a
installオプションの設定
このままだとrbenv installが使えないので、ruby-buildを入れましょう。
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
これでinstallオプションが使えるようになります。
Rubyをインストールする
ビルドに必要なライブラリ
Rubyのインストールに必要なライブラリを入れましょう。
apt-get install -y libssl-dev libreadline-dev
Rubyのインストール
インストール可能なRubyの一覧を確認します。
rbenv install -l
ここでは最新版のRuby 2.4.0を入れました。
rbenv install 2.4.0
インストールを完了したらどの環境で使用するか設定します。
Ruby 2.4.0を基本にしたいのであれば、globalオプションで指定します。
rbenv global 2.4.0
切り替わっているか確認します。
ruby -v
クリスマスの日付が実にRubyっぽいですね。
ruby 2.4.0p0 (2016-12-24 revision 57164) [x86_64-linux]